ゲームができました。次は世に出す番です。Google Playでの公開は、思ったより手順が多いものの、一つひとつは難しくありません。この記事では、開発者アカウントの作成から審査通過まで、現実的な期間とともに全部説明します。
Google Play Consoleのアカウントが必要です。登録料は25ドルの一回払いです。必要なものはGoogleアカウント、クレジットカード、身分証明書(個人の場合)です。審査に1〜2日かかることがあります。ここが唯一の必須コストです。組織名は後から変えにくいので、慎重に決めましょう。
Game StudioのゲームはHTMLファイルなので、Capacitorというツールでネイティブアプリに包みます。手順の概要はこうです。Node.jsを入れ、Capacitorプロジェクトを作り、ゲームのHTMLを配置して、Android向けにビルドします。出力されるAABファイルがストアに上げる本体です。Game Studioのストアエージェントは、この作業に必要な設定ファイル(manifest、Capacitor設定)と手順書をエクスポートしてくれます。署名鍵は絶対になくさないでください。なくすと更新版が出せなくなります。バックアップは2か所以上に。
必要な素材は決まっています。アプリアイコン(512×512)、フィーチャーグラフィック(1024×500)、スクリーンショット(最低2枚、1080×1920推奨)です。タイトルは30文字以内、短い説明は80文字以内です。短い説明の型をお教えします。「でゲーム。つき。」例:「見下ろし2Dレースで3周を競え。AI対戦4人、ラップタイマーつき。」弱い例は「面白いレースゲームです」。具体性がダウンロード率を決めます。説明文の構成は、1行目で遊びを言い切り、2段落目で特徴を箇条書き、最後に操作方法と対応機種です。ストアエージェントがこの文章の下書きを作ってくれます。
データセーフティフォームでは、収集するデータの有無を申告します。Game Studio製のゲームは基本的に何も収集しませんが、広告SDKを入れる場合は変わります。正直に書きましょう。虚偽はリジェクトの原因です。コンテンツ評価のアンケートにも回答します。暴力やギャンブル要素がなければ低いレーティングになります。
新規の個人アカウントでは、公開前にクローズドテストが必要です。最低12人のテスターに14日間使ってもらうのが条件です。知人、SNS、テスター募集コミュニティで集めましょう。ここでバグ報告をもらえるのはむしろ幸運です。本番で星1をつけられるより何倍もましです。
すべて揃ったら「本番トラックへリリース」です。審査は通常数日ですが、初回は1週間以上かかることもあります。リジェクトされたら理由が通知されます。多いのは、説明文と実際の内容の不一致、権限の過剰要求、クラッシュです。理由を直して再提出すれば大丈夫です。3回落ちても珍しくありません。諦めないことがコツです。
正直な目安を書きます。アカウント作成と本人確認に2〜3日、パッケージ化と素材作りに3〜5日、クローズドテストに14日、審査に3〜7日。合計で3〜5週間です。「週末で公開」は、テスト条件がある今の制度では現実的ではありません。計画的に進めましょう。
Apple側は別世界です。Apple Developer Programは年99ドル、ビルドにはMacかクラウドビルドサービスが必要です。さらに、薄いウェブビューを包んだだけのアプリはガイドライン4.2でリジェクトされやすいことで知られています。出すなら、ネイティブらしい作り込みが必要です。まずはAndroidで実績を作るのが賢い順序です。
独自のゲームプロンプトには、Googleの無料Gemini APIキーが必要です。無料で、クレジットカードも不要です。キーはブラウザ内だけに保持され、サーバーには送信されません。
💡 キーは誰とも共有しないでください。あなたのアカウントの鍵です。
🎬 動画ガイド(英語のナレーションですが、映像で手順を追えます。日本語ナレーション版は現在ありません):YouTube